「デモレッスン(模擬授業)」って何をするの?
どんなことに気をつければいいのかわからない…
特に授業経験が少ない方にとって、最初のレッスンは大きな壁のように感じますよね。
今回は、実際にAmazingTalkerでデモレッスン(模擬授業)を経験した先生にインタビューをしました。
現在、オンライン日本語教師として活躍中のConomiさんが、AmazingTalkerでデモレッスンをしたときの体験談です。
\ConomiさんのSNS/
YouTube→Conomi Japanese
Instagram→conomi_japanese
最後まで読むと、オンラインプラットフォームのデモレッスン対策だけでなく、オンライン授業で大切なポイントも知ることができます。
オンライン日本語教師として働いてみたい方、これからプラットフォームへの登録を考えている方はぜひ最後まで読んでくださいね。
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AmazingTalkerって何?
まず、AmazingTalkerについてお聞きしたいのですが…
資格がなくても働けるんですか?
はい、AmazingTalkerは資格がなくても日本語教師として働けるので、養成講座に通学中の方や、資格取得の勉強中の方にもおすすめのプラットフォームです。
資格を持っている方は、証明書類を追加することで自分のアピールポイントにすることもできます。
AmazingTalkerで働くには、デモレッスンに合格しないといけないんですか?
私が受けた感想としては、合格・不合格というような厳しいイメージはあまり感じませんでした。
もちろん、一定の基準はあると思いますが、「どんなスタイルのレッスンができるのかの確認」のような感じで…
ただ、デモレッスンをしてくださった先生が最初の評価を書いてくださるので、学習者さん獲得のために大切なポイントではあると思います。
事前準備
では、本題のデモレッスンに関してですが…
まず、事前にどのような指示がありましたか?
私の場合は「初級者への日本語レッスンを25分で」という指示がありました。
使用教材や具体的な内容については特に指示されませんでしたね。
実際のオンラインレッスンでのリクエストに似ていますね。
そうですね。
具体的に「この教科書の何課をしてください」という感じではなく、「文法を勉強したい」「会話の練習がしたい」のような指示が多いようです。
ただ、これはデモレッスンの先生によって差があると思います。
準備期間はどれくらいありましたか?
私の場合は2日間でした。
書類審査が通った後、直近の3日間の中でデモレッスンができる日程を自分で選べるんです。
そこから、その時間に入れるベテランの先生が、学生役としてデモレッスンをしてくれます。
そのため、早ければ翌日にデモレッスンが入る可能性もありますね。
オンラインだからか、スピード感がありますね。
具体的にどんな準備をしましたか?
ひらがなと、簡単な自己紹介ができるスライドを準備しました。
デモレッスン当日
いよいよデモレッスン当日のことをお聞きしたいと思います。
AmazingTalkerでは、誰がデモレッスンを評価するんですか?
AmazingTalker上で既に先生として登録している先生が、学生役としてデモレッスンに参加してくれます。
その学生役の先生が、評価をしてくれるシステムです。
私のデモレッスンは、AmazingTalkerで中国語を教えている先生が学生役でした。
日本語の学習歴がない方だったので、本当に初級の学習者さんにレッスンをしているようでしたね。
おもしろいシステムですね。
実際にどんなデモレッスンをしたんですか?
デモレッスンでは、学習者さんの名前のひらがなを紹介したり、簡単な自己紹介の練習をしました。
25分のレッスンでしたが、楽しんでもらえたようです。
デモレッスン後にフィードバックはありましたか?
はい、デモレッスン後にそのまま感想を言ってくださいました。
「とても楽しかった。私も日本語を勉強してみたくなった。」と言ってもらえて、とても嬉しかったのを覚えています。
ただ、レッスン後に直接フィードバックを言ってもらえるかは先生によって違うかもしれません。
口頭でのフィードバック以外にも、自分のプロフィール上にレッスンの評価をコメントのような形で残してくれます。
5段階の評価と、どんなレッスンだったかを簡単に書いてもらえるんですが、
この評価とコメントは学習者さんが講師を選ぶ際に見られるので、デモレッスンで良い評価を貰えば、実際に働き始めてから学習者さんに選んでもらいやすくなるのではないでしょうか。
確かに、自分が先生を選ぶ立場であれば、実際にレッスンを受けた感想は必ずチェックすると思います。
実際にAmazingTalkerで働けるかどうかは、そのデモレッスンによって判断されるんですか?
私はまだ他の先生のデモレッスンで学生役をしたことはないんですが…
学生役の先生がAmazingTalkerに評価を送って、その評価が一定以上であれば合格なんだと思います。
デモレッスンを振り返って
実際にデモレッスンをしてみて、「これをやっておいてよかった」と感じたポイントはありますか?
色々なパターンのスライドを作成しておいたことですね。
私はAmazingTalkerに登録するときに、既に他の会社でオンラインレッスンの経験があったので、授業で使うスライドが準備できていました。
1対1のオンラインレッスンでは、学習者さんのレベルやリクエストに応じて臨機応変な対応が求められるので、事前に教材を準備できていたのは大きかったと思います。
確かに、事前のメッセージだけでは学習者さんのレベルを正確に把握するのは難しいですよね。
そうなんです。
様々なレベルに応じた準備をしておけば、レッスン中に「もっと難しい内容の方がいいな」と感じたときにすぐ対応できますよね。
では反対に、「これをやっておけばよかった」という反省点はありますか?
絵カードやビデオなどの準備をしておけばよかった、と感じました。
今回のデモレッスンでは特に指摘はされませんでしたが、学習者さんによっては「もっとビジュアルがほしい」というリクエストもあるかな…。と。
これからも、さらに色々なリクエストに応えられるようにもっとスキルアップしていきたいと思います。
これからデモレッスンをする方へ
最後に、これからデモレッスンをする予定の方へメッセージをお願いします。
レッスン内容はもちろんですが、自分自身が楽しんでレッスンをすることが大切です!
特にオンラインの場合、対面より熱量や感情が伝わりにくいと思うので、ジェスチャーを多めにしたり、表情に気をつけたり…。
オンラインで淡々とレッスンをしてしまうと「怒ってる?機嫌悪い?」と学習者さんが感じてしまうと思うんです。
学習者さんが楽しくレッスンを受けられるように、自分もしっかりレッスンを楽しむことを意識するといいのではないでしょうか。
オンラインレッスンのポイント
今回は、オンライン日本語教師のConomiさんにデモレッスンのお話を伺いました。
最後にConomiさんがおっしゃったように、オンラインレッスンでは、思っている以上に相手にこちらの熱量や感情が伝わりにくいものです。
しっかり準備をして、自分自身もレッスンを楽しむことを忘れないでくださいね!
オンライン日本語教師になるには…
オンラインプラットフォームでは、日本語教師の資格がなくても働ける場合があります。
しかし、経験がない状態で日本語教師になるのが不安な方や、将来的に資格取得を考えている方には、実践的な力を身につけながら資格が取れる「養成講座」の受講がおすすめです。
講座内で実習をする機会もあるので、実際に働き始める前に模擬授業が行えるのは大きなメリットになります。
半年で修了できるコースもあるので、興味がある方はぜひ資料請求をしてみましょう。
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非公開求人もあるため、より好条件な求人を探したい方や、キャリアアップを目指している方におすすめです。
日本語教師の資格がない方でも登録できるので、まずはどんな仕事があるのか検索してみるのも良いですね。
まとめ|自分自身もレッスンを楽しもう!
この記事では、これからオンライン日本語教師になりたい方向けに、オンライン日本語教師として活躍中のConomiさんにインタビューをしました。
特に初めてレッスンをする方は、わからないことも多く不安になってしまうかもしれませんが、教師が不安そうな顔をすると学習者さんも不安になってしまいます。
レッスン中は笑顔でいること・自分自身もレッスンを楽しむことを忘れないでくださいね!
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