- オンライン日本語教師の収入ってどれくらい?
- 日本語教師として独立したいけど、生活できるの?
- 収入アップのためにできることって何?
近年日本語教師の働き方が多様化しており、オンライン日本語教師として働く方も増えてきました。
しかし、学校に所属して働く場合とは異なり、収入が不安定であることに不安を抱いている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、オンライン日本語教師としてノマド生活をしているあつこの実例をもとに、収入の計算方法や収入アップの方法について解説します。
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オンライン日本語教師になるには?|プラットフォームを利用する
オンライン日本語教師になるためには、プラットフォームを利用するのが一般的です。
プラットフォームには日本語を勉強したい人が既に登録しているので、学習者を1から探す必要がありません。
しかし、プラットフォーム利用料としてレッスン料から手数料を引かれます。
手数料はプラットフォームによって差がありますが、italkiの場合は実際のレッスン料から15%が引かれた金額が講師の手元に入る仕組みです。
プラットフォームの比較については、過去の記事をご覧ください。
収入の仕組みは?|レッスン数×レッスン料
収入は完全に歩合制で、「レッスン数×レッスン料」です。
そのため、レッスンをすればするほど多くの収入を得ることができます。
レッスン料を高く設定すれば収入も増えますが、学習者が「レッスン料が高すぎる」と感じてしまうとリクエストが入らなくなります。
「価格に見合ったレッスンを提供できているか」を常に意識することが大切です。
手数料は?|お金が入るまでに2回手数料がかかる
レッスン料が実際に講師の手元に入るまでに、以下の2つの手数料がかかります。
- プラットフォームの手数料
- 決済サービスの手数料
プラットフォームの手数料
この手数料はレッスン毎に必ず発生する手数料です。
プラットフォームによってパーセンテージが異なり、数%〜数十%の手数料がかかります。
決済サービスの手数料
この手数料は、レッスン料を実際に現金化するタイミングで発生する手数料です。
レッスン料はプラットフォーム上で講師に入金された後、PayPalやPayoneerなどの決済サービスを介して講師に送金されます。
そのため、レッスン料を頻繁に現金化する場合はその都度決済サービスの手数料がかかってしまうのです。
さらにPayPalやPayoneerから日本の銀行口座に送金するときに手数料が発生することもあります。
収入の計算方法
では、実際にオンライン日本語教師として働いた時の収入を計算してみましょう。
今回は、italkiで働く場合を想定して計算します。
【例:1レッスン3,000円・週15レッスン】
- レッスン単価:3,000円
- 1週間のレッスン数:15レッスン
- 1か月:4.3週
上記の場合、まずレッスン料3,000円からitalki手数料の15%が引かれ、レッスン単価は2,550円になります。
2,550円/1レッスン×15レッスン/週×4.3週=164,475円(月収)
つまり、1レッスン3,000円で週15レッスンした場合の月収は164,475円ということになります。
正直、「少ない」と感じる方が多いのではないでしょうか?
ですが、これはあくまでも試算です。
オンライン日本語教師を本業にする方は、週のレッスン数を増やせば収入もアップします。
- レッスン単価3,000円、週20レッスン→月収219,300円
- レッスン単価3,000円、週25レッスン→月収274,125円
また、日本語教師としての経験がある方や独自性のあるレッスンができる方は、レッスン単価を上げることも可能です。
オンライン日本語教師の落とし穴|季節によってレッスン数に変動がある
オンライン日本語教師の収入の試算をしましたが、あくまでも試算であり毎月同じ数のレッスンリクエストがあるとは限りません。
夏休みやイースター、クリスマスなどの長期休みにはレッスンを休んで旅行する人も多いので、レッスンが減る可能性があります。
逆に、夏や冬の長期休みに集中してレッスンを受ける人がいて予想以上に忙しくなることも。
増減どちらも含めて、季節によるレッスン数の変動があることは覚悟しておきましょう。
新しい学習者が増えるのはいつ?|1月は新規リクエストが増える
1月は新しいことを始める人が多く、新規リクエストが多い時期でもあります。
新しい学習者を獲得したい方は、レッスン枠を多めに空けておきましょう!
収入アップの方法4選
オンラインレッスンは収入が不安定ですが、その分高収入を目指すことも可能です。
ここからは、実際にできる具体的な収入アップの方法を4つご紹介します。
レッスン単価を上げる|学習者へのアナウンスにも一工夫!
レッスン単価を上げるのは、収入アップの一般的な方法です。
しかし、頻繁にレッスン料を上げると既存の学習者さんが離れてしまうので、タイミングとアナウンス方法に工夫が必要です。
ただ「値上げします」とお知らせするのではなく、「教師としての経験値が上がり、より良いレッスンができるようになったから値上げをする」などしっかり理由を説明しましょう。
長いレッスン時間のコースを設定する
レッスン時間を自由に設定できるプラットフォームであれば、長い時間のレッスンを設定することもおすすめです。
レッスン時間が増えるので働く時間は長くなりますが、1回のレッスンで得られる収入はアップします。
1人あたりのレッスン回数を増やす
1人あたりのレッスン回数を増やすことも、収入アップにつながります。
これまで週1回しかレッスンを受けていなかった人が週2回レッスンを受けるようになれば、その学習者から得られる収入は2倍になります。
レッスンの内容を工夫する|宿題つきコースで単価アップ!
現在のレッスンに付加価値をつけて、新しいレッスンを設定することもできます。
たとえば、一般的な文法のレッスンとは別に+数ドルで宿題つきの文法レッスンを設定するなどです。
今あるレッスンの内容を見直して、付加価値をつけられるレッスンがないか探してみましょう。
日本語教師になるには?
日本語教師になるためにはいくつかの方法がありますが、実践的な力を身につけたい方には「養成講座」の受講がおすすめです。
講座内で実習をする機会もあるので、実際に働き始める前に模擬授業が行えるのは大きなメリットになります。
半年で修了できるコースもあるので、興味がある方はぜひ資料請求をしてみましょう。
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まとめ|オンライン日本語教師は工夫次第で稼げる仕事!
オンライン日本語教師は収入が不安定な部分もありますが、レッスン料やレッスン数などの自由度が高い分、工夫次第で収入アップが目指せる仕事です。
また、本業としてではなく副業としてオンライン日本語教師をしている方も多くいます。
現在非常勤講師などで別の仕事がある方は、土日のみの副業として始めてみるのも1つの選択肢ですね。
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