日本語教師として働きたいけど、いろんな学校があってわからない…
他の先生はどうやって学校選びをしているの?
コロナ禍も落ち着き、徐々に日本語学校の求人も増えてきましたね。
これから日本語教師として働きたい方にとっては嬉しい状況なのですが、求人数が多いのも困りもの。
どの求人に応募すればいいか、迷ったことはありませんか?
この記事では、現役日本語教師3名が実際に学校選びで大切にしてきたポイントをご紹介します。
国内の常勤・国内の非常勤・海外の常勤と、幅広い就職活動経験がある3名の日本語教師の経験をまとめました。
働く学校によって働きやすさも大きく変わってきます。
より良い学校で日本語教師として働けるように、ぜひ最後までお読みください。
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めがねの場合|国内・常勤
まずは国内で常勤の仕事を探した、めがねがチェックしたポイントです。
①待遇(給与・福利厚生)
一人暮らしをしていたので、まずは給与・福利厚生をしっかり明記しているところに絞りました。
それが自分が生活していける水準以上だと判断したところに応募していました。
そのため、日本語学校の情報が一覧になっている求人サイトを活用しての就職活動がおすすめです。
また、求人サイトに掲載されていない非公開求人を見たい方は、こちらもおすすめです!
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『日本語教師キャリア』では非公開求人を紹介してもらえるので、より条件の良い求人を探したい方や、キャリアアップを目指している方におすすめです。
登録は無料なので、まずはどんな仕事があるのか検索してみるのも良いですね。
待遇が「応相談」「経験に応じる」など、明記されていない場合でも、他の条件が良ければアプローチすることもありました。
ですが、相談していく中で自分の中での最低ラインに給与が設定される可能性もあるので…
しっかり条件が明記されている学校に比べると、優先度は低かったと思います。
②学校のHP・SNS
学校のHPでは、その学校の学生数や国籍を知ることができます。
授業風景や学生の様子がわかる写真が掲載されている場合もあるので、働く前に1度見て雰囲気を知っておくと良いですね。
最近はFacebookやInstagramのアカウントがある学校も多く、HPやSNSは自分がその学校の一員として働けるかどうかを判断する大切な材料になると考えています。
また、HPやSNSからは学生募集に力を入れているかどうかも知ることができます。
FacebookやInstagramのアカウントを通して海外から問い合わせが来ることもあるので、最近はSNSを活用して学生募集をする学校も増えています!
Seliの場合|国内・非常勤
次は国内で非常勤の仕事を探した、Seliがチェックしたポイントです。
①通勤圏内か
私が住んでいる地域は田舎で、日本語学校がとても少なく、片手で数えるほどしかありません。
加えて就職活動を始めたのはコロナ禍真っ只中の2020年だったので、どの求人サイトを見ても通勤圏内の学校はありませんでした。
求人が出ていない学校に直接電話をして、求人の有無を問い合わせたこともあります。
そのため、私が最初の就職活動をしたときは、複数の求人の条件を比較して就職先を選ぶことはできませんでした。
②実際に働いている先生の口コミ
田舎の日本語教師業界はとても狭い世界です。
求人サイトに情報を掲載する学校もありますが、求人を出す前に「知り合いの先生を紹介してもらう」という方法で採用が決まることもあります。
実際に私も、「他の学校で兼務してみない?」と非常勤仲間の先生に声をかけていただき、兼務校を紹介してもらいました。
その時は、事前に紹介してくれた先生から学校の雰囲気や待遇について事前に色々教えていただきました。
もちろん採用条件はしっかり書面で確認する必要がありますが、実際に働いているからこそわかる働きやすさ・働きにくさもあると思います。
学校数の多い地域では難しいかもしれませんが、実際に働いている人の生の声に勝る情報はないと感じました。
あつこの場合|国外・常勤
最後に国外で常勤の仕事を探した、あつこがチェックしたポイントです。
私がタイのバンコクにある日本語学校を探した時にチェックしたポイントをご紹介します。
①現地の給与水準・物価との比較
私の場合は現地採用だったので、日本企業に勤めるタイの駐在員に比べると給与は低くなります。
なので、タイの他の日本語学校の給与水準や物価を調べて、現地で余裕を持って生活できる条件の学校を選びました。
②学校のHP
タイにはたくさんの日本語学校がありますが、その中でも学校の様子がしっかり伝わるHPがあるかどうかをチェックしました。
「HPがないということは、知名度が無いんじゃないか」というイメージがあったんです。
知名度がなければ、学生が集められない。つまり、安定した売り上げがないのではないか…と考えました。
③採用条件が厳しいか
一般的には採用条件が厳しい学校は避けられがちですが、個人的には採用条件が厳しい学校が良いと感じています。
採用条件が厳しい方が、良い教師を集めようとする姿勢が感じられて好感が持てたからです。
逆に採用条件が甘い学校は、「離職率が多いからたくさんの人に応募してもらおうとしているのではないか」と考えたんです。
私が応募した学校は、1次選考で志望理由書を含めた複数の書類の提出が必要でした。
2次選考の面接・模擬授業・筆記試験ではタイからわざわざ教務主任と副主任が来日して直接選考してくれました。
軽い気持ちで受ける人を排除している学校なので、質の高い先生が多そうですよね。
④経験が浅い教師へのフォロー体制
これが1番大切なのですが、教案をチェックしてもらえる、授業見学ができる学校を選ぶことを強くおすすめします!
私が勤務した学校は、授業前に上司が教案をチェックしてくれて、アドバイスをくれていました。
また、どの先生にも授業見学のお願いを断られたことがありません。
授業見学をすると、ベテランの先生の授業を真似できるので授業準備がグッと楽になるんです。
私がタイの日本語学校に勤めたのは3年でしたが、ベテランの先生の授業をたくさん見ることができたので、短い期間でもしっかり成長できたと感じています。
日本語教師になるには?
日本語教師になるためにはいくつかの方法がありますが、実践的な力を身につけたい方には「養成講座」の受講がおすすめです。
講座内で実習をする機会もあるので、実際に働き始める前に模擬授業が行えるのは大きなメリットになります。
半年で修了できるコースもあるので、興味がある方はぜひ資料請求をしてみましょう。
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非公開求人もあるため、より好条件な求人を探したい方や、キャリアアップを目指している方におすすめです。
日本語教師の資格がない方でも登録できるので、まずはどんな仕事があるのか検索してみるのも良いですね。
まとめ|「どんな学校で働きたいか」をしっかりイメージしよう!
この記事では、実際に日本語学校の就職活動を経験した3名が、学校選びで大切にしてきたポイントをご紹介しました。
あなたが大切にしたい条件はありましたか?
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